こんにちは!
コバック越谷店
車検のお兄さんです☆
今回は車にとってとても重要なオイル「ブレーキオイル」についてお話します。
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目次
「ブレーキが効かない!」
自動車整備の仕事をしていると、
「ブレーキが効かなくなって怖い思いをした」
というお客様にお会いすることがあります。
多くいらっしゃるわけではありませんが、実際にそういう経験をされている方も中にはいるのです。
では、「ブレーキが効かなくなる」原因にはどんなものがあるのでしょうか。
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ベーパロック現象とフェード現象
ブレーキが効かなくなる原因の代表的なものにベーパロック現象とフェード現象があります。
ベーパロック現象
下り坂などでブレーキを連続して使用するとブレーキオイル(ブレーキの作動油)が沸騰して配管内に気泡が発生してしまい、ブレーキを踏んでもフカフカしてブレーキに力が伝わらなくなってしまう現象です。
フェード現象
こちらもブレーキの連続使用によって起こる現象で、ブレーキの摩擦部分が、発生する熱に耐えられなくなってブレーキが効かなくなってしまいます。
その他にも
・突発的なブレーキ系統の故障
・フロアマットがアクセルペダルに引っかかり、アクセルペダルが戻らなくなってしまう
などブレーキが効かなくなったり、効きにくくなったりすることがあります。
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「ブレーキが効かない」を防ぐために
ベーパロック現象もフェード現象も、下り坂などでのブレーキの連続使用が主な原因というのがポイントです。
ですので、そうならないためには
・下り坂でスピードを出し過ぎない
・フットブレーキだけでなく、エンジンブレーキを上手く利用する
・ブレーキオイルの交換などメンテナンスを怠らない
などがとても重要になってきます。
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交換せずに使い続けてしまうと……
ブレーキオイルは、ブレーキを踏んだ時にブレーキ機構を作動させる重要な役割のオイルです。
ブレーキオイルの交換基準は取扱説明書にも「車検ごと(2年ごと)」と推奨されています。
ブレーキオイルを交換せずに長く使い続けると、こういったリスクが高くなります。
ブレーキオイルは空気中の水分を吸いやすい性質がある
↓
水分を含んだブレーキオイルは「沸点」(沸騰する温度)が下がる
↓
ブレーキを頻繁に使う状況下で温度が上昇し沸騰してしまう
↓
ブレーキ配管内に気泡が発生し、ブレーキを踏んだ力が上手く伝わらなくなる
↓
ブレーキが効かなくなる(効きにくくなる)
また、水分を含んだブレーキオイルは配管やブレーキ機構にサビを発生させ、オイル漏れの原因になることもあります。
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車検ごとに交換を
ブレーキオイルはエンジンルーム内にあるタンク内のオイルだけを交換するのでは不十分です。
4輪のタイヤを外して、配管内のオイルもしっかり交換して下さい。
車検ではタイヤを外して点検を行いますので、車検と同時にブレーキオイルを交換することで通常時よりも工賃を安く交換することができます。
~愛車20年への道~
ブレーキオイルは、車検ごとに交換しましょう!
☆私の愛車☆
生誕19年2ヶ月 123,346㎞ 元気に走行中♪
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見積・問い合わせ
当店のブレーキオイル交換は4,400円(車検時)です☆
・ブレーキオイル交換について
・他社さんの見積金額について
などなど、お気軽にご相談ください(^^)
≫≫ コバック越谷店【公式HP】
※輸入車・不正改造車・法人営業車等はお引受けしておりません。
「MENU」の「店舗情報」からご確認ください。料金等は店舗によって異なりますのでご了承ください。
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